事業所紹介

佐伯商工会事業所紹介

潮原温泉

潮原温泉
飲める温泉は唯一無二。外からも内からも健康に。「おばあちゃん家にいるような懐かしさ」に包まれ、地域の魅力を存分に味わい、日々に潤いを。
■どんな施設ですか?

「飲める温泉」に入り、吉和の四季の魅力を感じることができる温泉旅館

別荘地が立ち並び、「西の軽井沢」と言われる廿日市市吉和に位置している温泉旅館です。昭和9年に創業した老舗旅館で、長い歴史を有しています。潮原温泉は「飲める温泉水」というほど、泉質がよく、その温泉水は持ち帰りも可能です。やはり、露天風呂が自慢で、開放感が抜群です。客室は、和室13室。60代~80代の友人同士・夫婦での利用が中心です。また固定ファンも多く、リピーターも多いと思います。冬場にはスキー客もいらっしゃいます。グランドゴルフ場もあり、楽しみも豊富に揃えています。広島市内から潮原温泉まで送迎バスも出しており、車のアクセス手段がない方でも利用しやすいように、工夫をしてきています。(2名様~送迎可能)吉和の四季折々のものを大事にしており、一年を通して、季節を感じることができる料理を提供しています。


 
■扱っている商品、そしてズバリ、その魅力とは?

飲めるほどのユニークな泉質を持つ温泉、ゆったりとした客室、地域の魅力溢れる料理

やはり一つ目の自慢は、温泉です。潮原温泉の泉質は、消化器を中心に効能があり、そのまま飲めるほどのユニークな泉質を持っています。温泉に入ることはもちろんですが、飲むこともできますので、カラダの外と内で健康になれます。コーヒーに使用するなど、様々な場面で温泉水を活用しており、お客様に大好評となっています。 そして、その温泉水を使った料理も魅力です。全ての料理にもちろん温泉水を使っています。料理の一押しはその名も「温泉鍋」。温泉水を使った出汁と中国山地で採れた天然のジビエが絶品で、ぜひ食べていただきたいです。優しいあっさりとした出汁となっていますので、食べやすいと思います。また四季折々を感じさせる旬な食材を使うように工夫を凝らしています。 魅力と言えば、客室も挙げられます。「おばあちゃん家」にきたみたいな懐かしさを感じさせる客室となっており、ゆったりと過ごすことができます。窓も広く、開放感もあります。さらに出来るだけ、多くのお客様に利用してもらいたいという想いで、段差を無くすなどのバリアフリーにも対応しており、安心してお越しいただけます。


 
■社長はどんな人?

若手社長のサービス精神で、お客様と向き合い、老舗を進化させる。

お客様に満足してもらうため、宿泊客の送迎から旅館の全ての業務を切り盛りしています。特に大きいのが、往復約3時間はかかる広島市内と吉和の送迎バスの運行ですね。将来の構想も練りながら、老舗を進化させていく気概を持ち、日々コツコツとお客様と向き合っていくと同時に、新しいことができないかを探しているところです。そして、吉和の魅力を熟知していき、その魅力を最大限まで引き出していく努力を今後も重ねていきたいと考えています。


 
■最近は、どのようなことに力を入れて取り組んでいますか?

吉和の四季×飲める温泉水を生かした魅力的な料理の開発

最近は料理の開発に力を入れています。吉和という土地柄の特徴は、四季がはっきりしていることです。ですので、四季折々に普段食べられない美味しいものがたくさんあります。その吉和の自然や土地柄を活かして、四季の料理メニューを開発して、提供させてもらっています。飲める温泉水とも相まって、非常に美味しい料理が提供できるのではないかと考えており、進化させていきたいと思います。ちなみに、自社で新鮮な椎茸も栽培しています。(春と秋)


 
■将来の展望を教えてください!

飲める温泉水を武器に、他社とコラボレーションし、もっと潮原温泉を知ってもらいたい

潮原温泉の温泉水は大きな武器になると思っています。やはり、この水を使った料理は美味しい。この「飲める温泉水」を提供し、他社さんとコラボレーションをしていきたいと構想しているところです。温泉水を活用した開発商品をきっかけにして、潮原温泉について多くの方に知ってもらいたいのです。結果として、魅力ある吉和を発信し、お客様をお迎えをして、魅力を体感して欲しいと考えています。豊かな自然に囲まれたロケーションで、吉和の四季にはそれぞれの季節の魅力が詰まっています。


 
  • DATA

    事業所名
    潮原温泉
    業種
    旅館,ホテル
    代表者
    松川 裕蔵
    住所
    〒738-0301
    廿日市市吉和391−3
    TEL
    0829-77-2224
    FAX
    0829-77-2225
    HP
    http://www.ushiobara.co.jp/

取材者の視点

お客様へのサービス精神の積み重ねが唯一無二の「潮原温泉らしさ」を作っている。

 取材で色々な話を伺うと、サービス精神が旺盛であり、丹精込めて、お客様に満足してもらえるように、全力を尽くしているように感じられた。蛍が見ることができるということであれば、案内をする。ユニークな温泉水を使った四季折々の料理の提供。そして、広島市内からのバス送迎までも行う。この一つ一つの積み重ねが、老舗を作ってきたし、「潮原温泉」らしさを形作ってきたのではないか。若い社長はこれからチャレンジしていきたいという意思もお聞きし、「潮原温泉らしさ」でどんどんと突き進んでいき、さらに多くのお客様に喜んでいただきたいと思う。これから進化していくことが非常に楽しみである。さらに吉和地域も活性化できる大きな動きになる可能性を秘めており、期待せざるを得ない。

伴走型小規模事業者支援事業


PAGE TOP