事業所紹介

佐伯商工会事業所紹介

カラオケ喫茶ピピ

カラオケ喫茶ピピ
地域のサロン。自宅でも、職場でもない「第三の場所」がここにはある。
お客様と店主という関係を超えた絆がこのお店の自由な雰囲気を作っている。
■どんなお店ですか?

地域のサロンで、高齢者の方々がワイワイと集う趣のあるお店

佐伯地区の高齢者の憩いの場となっているカラオケ喫茶で、地域のみなさんのサロンのようなお店です。お客様の大半は顔なじみで、時間にゆとりのある方が多いと思います。皆でワイワイとコミュニケーションを取りながら、お酒を飲んだり、カラオケで気持ちよく歌ったりして、楽しんでもらっています。クラッシックな店内で懐かしさもあって、誰もが自由にくつろいでいただける雰囲気を大切にしています。食事は定食などが注文できますが、コロナ感染が心配な最近は、隣接する屋外に新たに焼肉ができる場所を設けました。仲間とお酒を飲みながら、安心してバーベキューを楽しんでしてほしいと思っています。引き続き新型コロナウィルス感染防止にしっかりと対応し、お客様に安心して楽しんでもらうお店づくりを心掛けていきます。




■マスターはどんな人?

いい関係が築けており、お客様が気にかけてくれることが何より嬉しい。

私は、一人で身軽にこのお店をやっています。ですので、営業している時間帯は8:00~23:00ですが、お客様には柔軟に対応しています。常連さんからは「居心地がいい」と言ってもらい、いい関係が築けているのではないかと思います。お客さんが手伝ってくれたり、私を気にかけてくれているというのは何より嬉しいことです。焼肉ができるエリアを外に作り、飲んだお酒の本数などを報告する仕組みになっているのですが、お客様を信用しているからできることではないかと思っています。ちなみに、カラオケでは昭和の演歌がいいですね。落ち着きます。最近の歌は少し苦手ですね。




■扱っている商品、そしてズバリ、その魅力とは?

お酒を嗜み、食事ができ、カラオケができるサロン的な場所を提供している

やはり、お酒を飲んだり、食事ができたり、カラオケができたりと楽しく常連さんが過ごすことができる場所ということでしょうか。お酒はもちろん、おつまみ、定食、そしてコーヒーまでも提供することができます。このように色々な楽しい要素を取り入れていることで、居心地のいい場所に出来ているのではないかと思います。常連さんで忘年会や花見を行うなど、お客様との関係も密接ですので、いい意味で自由で緩い雰囲気が、お客様に安心感をプラスしているのではないかとも思っています。




■最近は、どのようなことに力を入れて取り組んでいますか?

店の外に焼肉ができる場所を作りました!開放感溢れる場所でリフレッシュを!

最近、屋外で焼肉ができる場所を作り、これまでと違った新しい楽しみの場を増やしました。今後は常連さん以外の色々な方にぜひ活用してもらいたいと思っており、広告チラシを入れているなど新しいお客様の開拓にも取り組んでいます。眼下には綺麗な川も流れていますので、開放感のある眺めやロケーションのある居心地の良い場所です。桜の木があるので、春先の桜の季節は花見が楽しめるのはお店のウリの一つです。春の陽気の中、ぜひ外でリフレッシュしてほしいなぁと考えています。




■将来の展望を教えてください!

引き続き、今後も「地域の憩いの場」でありたい。

将来も引き続き「地域の憩いの場」としていきたいと考えています。 お客様も顔馴染みが多く、常連の方々ばかりです。いい関係性が出来ていると思います。その方々のために、自由な場所を作り、生きがい感じる場所の一つになってもらえれば非常に嬉しく思います。 毎年恒例の行事として、忘年会や花見などをやってきましたが、今年は新型コロナ禍の影響で開催が出来ないのは寂しいので、何か対策を工夫して実現できればいいなぁと考えている昨今です。





  • DATA

    事業所名
    カラオケ喫茶ピピ
    業種
    カラオケ・飲食
    代表者
    森田 勇
    住所
    〒738-0203
    廿日市市友田753−1
    TEL
    0829-74-3644
    HP
    https://view-up.jp/sahoku/member/pipi/

取材者の視点

第三の居場所があることの幸せが溢れている。

 取材に伺った際には、30代半ばである取材者の私はなかなかこういったお店に入ることがなく、店内の趣さ、雰囲気が新鮮であった。取材中もお客様が何名かいらっしゃって、各々が新聞を読んだり、お酒を飲んだりと非常に自由にリラックスをしているのが印象的であった。やはり、居心地がいいんだなと素直にそう感じ取った。そして、お客様と店主という商売の関係を超えた一緒の仲間というのは非常に素敵である。やはり、人間には自宅でもない、職場でもない、「第三の場所」が必要である。その「第三の場所」が人生を豊かにしてくれると思っている。このカラオケ喫茶ピピは、まさに「第三の場所」である。気の置けない仲間が待っている。自由な雰囲気を纏った店主がいる。このお店は、常連さんにはなくてはならない場所ではないか。ぜひ、今後も愛され続ける、そんな場所であってほしいと切に願っている。

伴走型小規模事業者支援事業


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