トピックス

佐伯商工会トピックス

株式会社イシカワ

2014年4月24日佐伯商工会産業人材
石川さん・石田さん

石川幸次郎さん・石田秀彦さん

DATA

住所: 佐伯工場
   広島県廿日市市峠245-37
TEL: 0829-40-0088
http://www.ishikawa-net.co.jp/company-info.html

■創業の地を離れて佐伯工業団地へ

創業は、昭和2年に広島市で始めた煎り豆製造にさかのぼる。戦時中は製造中止を余儀なくされたが、戦後間もなく事業を再開。昭和27年に会社を設立し、東雲と段原で工場を稼働した。
その後、工場周辺の宅地化や再開発事業の計画が進んだことから工場の移転を決め、佐伯工業団地へ進出したのが平成19年だ。進出当初は広島市内から佐伯まで従業員の送迎をしていたが、現在は地元高校から採用を行うなど、市内に住む従業員の方が多くなった。また、地元・友和小学校の工場見学にも毎年協力するなど、地域に根差した企業となりつつある。

■機能性食品の開発による高付加価値化

老舗豆菓子メーカーとして、消費者の嗜好の変化や売れ筋商品の変遷を見続けてきた。国内の製造業をとりまく環境が厳しさを増すなか、豆菓子に付加価値をつけた新商品として開発したのが、栄養機能食品「カルシウム黒豆」だ。
きっかけは、骨粗しょう症予防のために食事や運動で骨密度を改善しましょうという医師の話。カルシウムを摂取しやすい豆菓子ができないかと考えた。お客さまへ明確に説明できるように、広島大学との共同研究で実証実験をして効果を立証。PR強化のため教授同席のもとで記者発表を行ったところ、民放テレビ局の番組で採り上げてもらえた。当時の健康情報ブームにも乗って商品はヒットした。発売から6年目を迎え、売上は順調に伸びている。また、世界的な商品品評会・モンドセレクションへの申請を続け、2010年に健康製品部門の最高金賞を受賞した。

■地元と連携した商品開発で地域の活性化を

原材料の調達や食品輸入をめぐる環境変化を目の当たりにしてきただけに“国産”や“地元産”に対する気持ちは強い。「カルシウム黒豆」の原材料は、商品に適した大きさの大豆を安定供給できる県内農家を求め、JA広島中央との農商工連携に取り組んだ。これまでにも、地元・佐伯醤油の「かき醤油」を使った豆菓子を開発したり、吉和産わさびの調達を模索したりしたこともある。地元の果物や野菜の商品化など、地元と連携した商品開発もイメージできる。「一つのまちおこし、活性化として、地域と連携して何かできないか」という思いをもっている。


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