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佐伯商工会トピックス

佐伯醤油有限会社

2014年3月6日佐伯商工会産業人材
saiki_shoyu

阿須賀謙治さん

DATA

住所: 廿日市市津田2731
TEL: 0829-72-0302
http://www.saiki-syouyu.com

■懐かしいにぎわいの風景

佐伯醤油は、大正13年に「阿須賀醤油」として創業。昭和17年に「佐伯醤油」として会社を設立した。
子どもの頃、商工会長だった父がフラワーシールを始めた。抽選会などでにぎわっていた通りの様子が、懐かしく思い出される。道沿いにさまざまな商店が並び、日用品の買い物もすべて地元で済ますことができた。
高度経済成長後、そのにぎわいが急速に低下した印象がある。近年では、複数の大手スーパーの出店や酒類の規制緩和など地元商店の衰退、小売店舗の廃業が進むきっかけとなっていった。
 
 

■大切にしたい佐伯・吉和の気質

店に残る古い写真を眺めたり、資料を探したりしながら、最近考えるのは「佐伯・吉和の気質」のこと。
歴史をたどると、この地域には戦国時代の城址や、長州征伐の古戦場などがいくつもある。津田には紙すき職人が多く、津和野街道を移動していた職人や町人との交流があったのだろう。
玖島から吉和に抜ける道にある大虫集落。今はトライアスロンコースとなっているが、かつて遊郭もあったという所山。明治から大正時代に栄えた八田家があった玖島。
興味をひかれる身近な場所が沢山ある。地元の人もほとんど知らない、ちょっとした歴史を知るだけでも楽しいと思える。
そこにあったものを知ることだけでも、地域づくりや地域おこしにつながる。今、地域の歴史が作った「佐伯・吉和の気質」を掘り起こして、大事にすることが必要だと考えている。
 
 

■人の気持ちと“かかし”が結びつく場を

地域で広がりつつあるかかしづくり。例えば、各家庭から持ち寄った昔の写真や、古い生活用具と組み合わせた展示は考えられないか。“かかし”を地域の歴史や人の記憶と結びつけることで、もっと人の気持ちを動かせるのではないかと感じる。また、写真展をすることで、家にある古い写真を探してみようと思わせるような、地域の人の動きをつくるしかけも欲しいところだ。
かかしに込める意味やメッセージに、一本筋の通った統一感を作り出し、作り手だけでなく、見る人の気持ちと“かかし”が結びつく場づくりに期待を込める。


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