大原宿から六日市宿
ルートマップ

1 宇佐郷

1 宇佐郷

宇佐郷と願行の大銀杏 大原宿から宇佐郷までは約3.5km、この区間は林道建設のため古道を歩くことは困難です。 街道の途中では谷の景色や、遠くに中国自動車道の深谷大橋を見ることができます。
吉賀町田野原に物資が集まったことや、広島への搬送などからここにも口屋が置かれていたようです。 また、頼杏坪(らいきょうへい)の遊石稿ではここで酒を買ったと書かれています。

2 石畳と旧道

2 石畳と旧道

宇佐郷のぼり口・石畳 宇佐郷からは願行寺の右横から古道へ入ります。大きな公孫樹の木を目印にしてください。 これより少し(約50m)入ると左へ上がります。この古道の入口に少しですが石畳が残ります。
そして星坂関所までは約1.4kmです。 坂道を登りきると林道へでますが、林道をしばらく行くと、右斜面に上がる小さな道があるのでその道を上がってください。

3 星坂関所・星坂番所跡

3 星坂関所

星坂番所跡 小さな道を少し上がると峠です。ここが江堂の峠(えどうのとうげ)、地元の人たちは「えどがたお」と呼びます。 この地方、広島県や山口県の県境あたりでは峠を「たお」と呼びます。
また、江堂の峠には関所跡が残ります。少し広い場所ですが現在では小さなお地蔵さんがあるだけで何もありません。 ここにあった藩境界の石碑は現在水源公園の大杉横に移設されています。
星坂番所は関所より数百メートル下った場所、現在では畑となっていますが番所跡の古い標識があります。

4 小島神社・水源公園と境界の石柱

4 小島神社・水源公園と境界の石柱

小島神社・境界の石柱 小島神社は周辺の人たちは妙見神社と呼んでいます。 この神社は吉賀のみならず広島藩や長州藩からもお参りする人が多く、毎年春に行われるお祭りでは大変賑わったようです。
水源公園は高津川の源流とされます。現在では水源公園として整備され行き交う車のオアシスとなっています。 古くこの辺りは杉などの原始林が生い茂る大湿原地でしたが、寛治年中(1807年頃)、この一本のみを残し、 田畑を拓くため原始林を伐採したといわれます。
この公園の水源会館には津和野藩参勤交代の絵屏風が展示されています。
入場料300円火曜休館。

5 田野原・八丁八反八畝八歩

5 田野原・八丁八反八畝八歩

宇佐郷のぼり口・石畳 田野原は荷物の集荷場所、つまり問屋の集まる村で大変発展していた地域、江戸時代には宿場の一つとして賑わったようです。 頼杏坪(らいきょうへい)も田野原に宿泊と書いています。 和紙や林業や農業の産品、遠くは広島から塩なども運ばれていたことでしょう。
八丁八反八畝八歩は湿地帯を水田として利用していたようです。 従って地元の人は最近整備を行うまでは、大きな農機具は入れなかったと言われます。 また津和野のお殿様の自慢の一つであったとも言われます。

6 六日市本陣跡と代官所

6 六日市本陣跡と代官所

六日市本陣跡と欅の大木 六日市には代官所と本陣がおかれた街道の宿駅です。(伝馬の頭数は不明)
また吉賀は上領と下領に別れ六日市は上領代官所となります。 現在本陣跡は大きな欅が残るのみで何もありません。(代官所跡は学校)
津和野からの参勤交代では六日市と大原が主な宿泊地であったようです。

御船屋敷⇒津田宿 津田宿⇒大原宿 六日市宿⇒津和野 御船屋敷⇒津田宿 津田宿⇒大原宿 六日市宿⇒津和野 大原宿 宇佐郷 石畳と旧道 星坂番所跡 小島神社・水源公園 田野原・八丁八反八畝八歩 六日市本陣跡