玖島神楽団
滝夜叉姫
平将門の娘五月姫が父の無念を晴らすため、貴船の社に祈願し妖術をさずかり、
名前を滝夜叉姫とあらため、父の故郷相馬の城で天下に災いをなすようになりました。
朝廷の命を受け大宅中将光圀が陰陽の術で成敗するという物語です。
虎菊姫
平安時代から江戸の頃までに書かれた、廿日市市(旧佐伯町)所有の県重文「小田家文書」を材に取り、
脚本化した物語です。
名田を長子右馬次郎に取り上げられた後家と娘の虎菊は、その恨みを晴らすため右馬次郎の館に火を放ち戦いを挑みます。
河津原神楽団
岩戸
磐戸にこもられた「天照大神」を迎えるため天安河原で協議し、
大神をを慰めるため天宇須命が神楽を舞い、大神が少し磐戸を開かれたとき、
手力男命が太刀をふるって磐戸を開き大神を迎えるという物語です。
大蛇(おろち)
須佐之男命が出雲の国、斐伊川で7人の姫を呑んだ大蛇を激闘の末退治し、
大蛇の尾より出た一振りの剣(天叢雲剣)を天照大神に捧げる物語です。
塵倫
異国より日ノ本に飛んできた大悪鬼、塵倫は、魔法を使い天を駆け巡り民を悩ませていました。
そこで仲哀天皇は天神地祇の威は頭にいただき天下無双の討ち物をもってこれを退治し、この世の安泰を誓いました。
津田神楽団
八岐大蛇
この舞は佐陀神能が石見に伝わり、岩戸神楽として改作され安芸周防の国に伝わったものです。
古事記上の大蛇退治を神楽化したものですが、大蛇は簸の川をたとえ治水事業をたたえたもの、
大蛇から宝剣がでたことから「たたら」に関係があると言う説があります。
浅原神楽団
岩船
廿日市市浅原の名水「岩船の水」を題材とした神楽です。
老夫婦の元に、白拍子と名乗る女が子供の病気の薬を求めに来ました。疑いもなく薬を差し出した老夫婦に、
女はお礼はいつかすると帰りました。この女は山深くにすむ母狐の化身でした。
その後老夫婦は武人に化けた鬼に殺されます。それを知った狐の親子が悪鬼を退治しますが、
戦いで母狐は深手を負います。子狐は母に名水をあたえ治るという、子役(子狐)の登場する神楽です。
葛城山
謡曲土蜘蛛を神楽化したもの。胡蝶という侍女に化けた土蜘蛛が源頼光の毒殺を試みますが、
正体を見破られ、家伝の宝刀膝丸の一太刀をあびます。
土蜘蛛の精魂は葛城山に逃げ帰りますが、宝刀を譲り受けた坂田金時によって成敗されます。
栗栖神楽団
第六天
誉田別の尊が第六天から攻めてきた魔王を退治する物語で、
八幡の神(応神天皇)の威徳をたたえた神楽です。
第六天とは五感をこえた六番目の感性「思想」で、大陸からの思想を防いだと言う説もあります。
羅生門
大江山の前編となる神楽です。
羅生門に夜毎現れ、人々を苦しめる悪鬼(茨木童子)を、帝の命を受けた源頼光が渡辺綱、
坂田金時らと共に茨木童子と対峙、激しい戦いの末、茨木童子の左腕を切り落とします。