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佐伯商工会 » 2014 » 5月

さいき軽四マーケット

折込チラシ20140518-1


株式会社きなり

川本さん

川本義勝さん

DATA

住所: 広島県廿日市市津田840
TEL: 0829-40-1551
http://www.ekinari.com

■循環型農業を追及する「きなり村構想」

工業用地として造成されていた広大な土地を購入して整備したのが、桧木尾にある循環型農園「きなり村」だ。
地域の人にはあまり知られていないが、農園には西洋野菜・アーティチョーク(朝鮮アザミ)や季節の野菜を栽培する農地や農園施設、また生物資源を活用したエネルギーの研究を行う施設がある。敷地内には、小型太陽光発電、風力発電などの設備を備え、農業用水を活用した水力発電などの設備も計画し、エネルギーを含めて、すべて自社で賄う循環型農業を展開している。

■ここでしか食べられないメニューを考案

巨大なスクリーンと目印の「村長かかし」が印象的なカフェ「Cafe de kinari」は、時間をかけて、少しずつ形にしてきた。駐車場の整備を終えて、ようやく完成形となった。
有名レストランで活躍したシェフを招いて提供しているのが、「きなり鶏」の卵や鶏肉を使ったこだわりメニューだ。
「きなり鶏」は、有名なブランド鶏をかけ合せて開発した自社のオリジナルブランドの鶏。「きなり村」で飼育し、順調に数が増えている。今後、鶏肉の販売は考えているが、卵はこのカフェのみで使用する予定。きなり鶏の親子丼「Oyaco Don」やきなり鶏の肉やつみれが入った「きなりCO‘鍋」は、まさに「ここでしか食べられない」メニューだ。

■佐伯・吉和には最高の環境がある

佐伯・吉和は、水がおいしくて山がある。広島から1時間と近いことも魅力の一つ。美しい自然環境や優れた景観が豊富なヨーロッパに精通した人が、「最高の環境」だと認めるほどだという。
この環境を十分に活かすためには、佐伯・吉和は「ゆっくり過ごしてもらうところ」というコンセプトをはっきりと打ち出すべきだと考えている。例えば、土日は車の速度を落とすような取り組みもおもしろい。農業をしながら、ゆっくり人生を送る人を対象としたビジネスやサービスに可能性があると見込んでいる。
カフェが立地する峠は、廿日市の沿岸部から佐伯・吉和方面へと向かう途中。ちょうどデジタルの世界とアナログ世界の境となる場所だと考えることができる。地域をとらえる目線や発想を変えてみると、今まで気づかなかったことが見えてくる。


津保美堂製菓

高橋さん

高橋香波さん

DATA

住所: 広島県廿日市市津田2013-6
TEL: 0829-72-0340
http://saiki-navi.jp/women/tsubomi

■祖父の代から受け継ぐ顔の見える商売

店を構えた津田と最初に商売を始めた浅原の地名・保曽原から1文字ずつとって「津保美堂」と命名。昭和8年に、せんべい、あめ、菓子の製造・販売を始めた。
店には、昔ながらの手作りパンや自家製の菓子など、懐かしい味が所狭しと並ぶ。
しっとりとした生地に餡をはさんだどら焼き「佐伯だより」は、合併前の町の名前がついているお菓子。地元のお土産として買い求める人も多い。
高橋さんは、今日も変わらず両親と一緒に店先に立ち、なじみの顔や遠くからのお客さまに笑顔で対応する。店を大きく広げるのではなく、地元のよさを大事にしながら、これからも「顔の見える商売をしていたい」と店の将来を描く。

■人気の二重焼きと看板かかし

津保美堂といえば「二重焼き」。道具があったので、軽い気持ちで作ってみたのが始まりだという。30年前から販売を始めた商品で、特注の型で焼き上げるその大きさと、店で炊く独特の餡がこだわりだ。ドライブの立ち寄りスポットとして紹介されたテレビ番組の影響で、いつしか行列ができるようになった。
また、店先では、麦わら帽子に長靴の「ふたえ」さん「やいたろう」夫婦、「クリーム」ちゃん「あずき」ちゃん「しろう」君と、いずれも二重焼きにちなんだ名前の看板かかしがお客様を迎える。ほんわかとした津保美堂の雰囲気が伝わる。
「かかし」を通じて、地元の事業者やお客さまとのコミュニケーションが増えた。自分たちが始めた小さな取り組みが、少しずつ効果を生んでいるのを感じる。

■廿日市市の奥座敷へ人の流れを作りたい

これからは人の心を和ませる「かかし」で地域へ足を伸ばしてもらい、廿日市の奥座敷への人の流れを作り、地域の良さや良いところを知ってほしいと思う。
まずは、立ち寄りスポットやかかしの情報を伝えることから。仲間と一緒に、できることから始めるつもりだ。


株式会社ギケン

森田さん

森田茂隆さん

DATA

住所: 広島県廿日市市津田834-2
TEL: 0829-72-1144
http://www.gkn.co.jp

■おもてなしが根付いている地域・佐伯

広島市内にあった会社の移転先として選んだのが、佐伯地域のこの場所だった。当時、まだ幼かった子どもを連れて、よくキャンプに訪れていたという。緑に囲まれ、近くを流れるせせらぎの音が聞こえる環境で、最新技術を駆使したデザイン開発や試作開発を手掛けている。
驚いたのは、地域の人があいさつや掃除・ゴミ拾いなどを当たり前にやっていること。周囲の環境は、いつも清潔感があり、気持ちの良い状態が保たれている。
外から来る人にはもちろん、住んでいる人の間にも、おもてなしが根付いている地域という印象をもった。このおもてなし自体が、地域の「売り」になるのではないかと感じるという。

■地元企業としての「地域へのお役立ち」

会社では、使う人への思いやりに溢れたものづくりをめざして、「ギケンならでは」といえる製品の研究開発に取り組んでいる。
「おもいやり活動」と名付けた活動を通じて、手の不自由な方のための「ゆびペン」、カラフルな色づかいで持つ人の気持ちを明るくする杖、使う人の手の形に合わせたグリップがオーダーメイドできる杖などを開発してきた。
そんな会社だからこそ、ビジネスベースではない「地域へのお役立ち」も、大切な使命と考えている。地元の事業者が手掛けるけん玉制作に協力するなど、すでに連携して取り組んでいる案件もある。
自社の3Dプリンターを使ったかかしのフィギュアやキーホルダーの制作なら、材料代くらいで協力したいと考える。手作りのかかしにテクノロジーを少し取り入れて、例えば社長や店主の3Dかかしを作ってみるのも面白いのではないかとイメージも膨らむ。

■新たな分野で地域ぐるみの連携を

現在、医療や介護の現場で使われる商品を開発しているが、医療や福祉の現場を実際に訪れる機会はほとんどない。
今後、可能性を探りたいのが、実際のビジネスに結びつく連携だ。例えば、介護事業者との連携なら、商品開発や提案内容に活かすことができる。特に、自社の新分野で連携できる地元のパートナーを探したいという思いがある。


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